第5回確認テスト

Welcome to your 2023 神戸学院大学 第5回 確認テスト

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問1 初期学習とは、出生直後、あるいは出生間もない時期の経験が成長してからの行動に何らかの影響を及ぼすことを指す。

問2 生得的解発機構とは、カモやアヒルなどの新生ヒナが動くものに追随することを経験すると、それに対する追従が半永久的に続くことである。

問3 臨界期は、生後ごくわずかの時期のある刺激が効果的に働く時期のことであり、生後16時間を過ぎると起こらなくなってしまう。

問4 K. Lorenzが刻印づけの研究を行った。

問5 馴化とは、条件刺激と類似の刺激を呈示した場合にも条件反応が生じることである。

問6 脱馴化とは、大きな地震を経験すると、その後、地震が起きるたびにより大きな恐怖反応を示すことである。

問7 鋭敏化は、連合学習に該当する。

問8 試行錯誤学習とは、E. L. Thorndikeが、幼児の知能に関する実験研究を行う中で定昇した概念である。

問9 試行錯誤学習は、刺激状況と反応が結合するS-Rの連合学習である。

問10 洞察学習は、効果の法則によって成立する。

問11 W. Köhlerは「類人猿の知恵試験」において、チンパンジーが試行錯誤的に問題解決した様子を説明した。

問12 潜在学習とは、目に見える形では直接現れない認知過程に生じる学習と考えられている。

問13 E. C. Tolmanは行動主義を出発点としながらゲシュタルト心理学の影響も受けている。

問14 潜在学習は、新行動主義のB. F. Skinnerによって提唱された概念である。

問15 認知地図は、人間特有の認知能力である。

問16 古典的条件づけにおいては、学習者自身の経験によってのみ条件づけが成立すると考える。

問17 模倣学習は、オペラント条件づけの一種であると考えられている。

問18 観察学習は、直接的な報酬や罰がない無強化学習やモデルと同じ行動を訓練しない無試行学習を特徴とする。

問19 社会的学習理論では、モデリングに至る①注意過程、②保持過程、③運動再生過程の3つの過程がある。

問20 社会的学習理論の保持過程は、学習者がモデルの行動に注意を向け、観察することである。

問21 用法基盤モデルは、他者に自分の意図を伝えることによって、言語獲得が進むと考える。

問22 用法基盤モデルでは、使用頻度が低い言語ほど、印象づけられて一般化されやすくなる。

問23 社会語用論的アプローチは、一般的な認知能力をもつ人間が、言語を使用し、そこから言語の規則性を見出し、洗練した言語を獲得していくという立場である。

問24 Wernicke失語に随伴して、アナルトリーと呼ばれる構音障害がみられることがある。

問25 Broca失語は、たどたどしい非流暢な発話になるが、自発的な発話は保たれる。

問26 選好注視法は、R. Fantzが考案した実験法である。

問27 選好注視法は、1つの視覚刺激を呈示し、どのくらい長く注視するかを調べる方法である。

問28 期待違反法は、乳児や幼児の知覚能力を測定する研究手法の1つである。

問29 期待違反法は、馴化・脱馴化法と組み合わせて用いられることが多い。

問30 向社会的行動とは、他人のためになるようなことをしようとする自発的な行為を指す。

問31 N. Eisenbergは、向社会的行動の特徴として、外的な報酬を得ることを挙げている。

問32 N. Eisenbergは、向社会的行動の特徴として、行為者に何らかの損失が伴うことを挙げている。

問33 M. L. Hoffmanは、向社会的行動が生じる要因として、相手の状態を感じ取る「同情」を挙げている。

問34 実行機能は、児童期以降に著しく発達する。

問35 実行機能は、目標を立て、その目標を達成するために、どのような方法をとることが可能であるか、どのような工夫をすることが可能であるかを考え、それを実行する能力である。

問36 実行機能は、抑制、更新から構成される。

問37 感情知性は、ウェクスラー式知能検査で測定可能な知能指数である。

問38 J. D. Mayer & P. Saloveyが提唱した感情知性の四肢モデルには、情動の制御能力が含まれている。

問39 アタッチメントは、養育者が子どもとの間に築く「情緒的絆」のことを指す。

問40 J. Bowlbyの愛着理論の原義は、潜在的な危機に備えて、特定対象との近接を維持しようとする生物個体の傾向を指す。

問41 乳幼児期に養育者に不適切な養育を受けることをマターナル・ディプリベーションと呼ぶ。

問42 他者の心の状態を推測することを内的作業モデルと呼ぶ。

問43 M. D. S. Ainsworthは母親の乳児に対する愛着の形成を測るためにストレンジ・シチュエーション法を開発した。

問44 ストレンジ・シチュエーション法で対象となる子どもは、人見知りを示す生後8か月までの乳児である。

問45 アタッチメントの類型の回避型は、母親と再会したときもそれほど嬉しそうにしない。

問46 アタッチメントの類型の安定型は、母親がいなくなると泣いたりぐずったりして母親を求める。

問47 アタッチメントの類型のアンビバレント型の養育者は、子どもの働きかけに拒否的に振る舞うことが多い。

問48 起き上がり、歩行、階段の上り下り、食事の準備、掃除、洗濯といった主に家の中の日常生活で必要とされる動作を基本的日常生活動作と呼ぶ。

問49 性的指向とは、自分の性をどのように認識しているかを指す。

問50 LGBT当事者からカミングアウトされた人が、本人の了承なく、他の人に当事者の性的指向や性自認について暴露することをアウティングと呼ぶ。