第3回(知覚・感情心理学)確認テスト

2023 神戸学院大学 第3回確認テスト

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問1 錐体細胞は、中心窩付近に密集している。

問2 桿体細胞は、色を知覚する働きをもつ。

問3 明順応は、一定時間、暗い場所にいた後、急に明るい場所へ移動した際に順応が起こる現象である。

問4 暗順応が約1分ですむのに対して、明順応は約30分かかる。

問5 夕方のような明るさでは、錐体細胞と桿体細胞が共に作用する。

問6 プルキンエ現象とは、1つの物理刺激によって複数の感覚知覚が生じることである。

問7 反対色説では、網膜上に3種の光受容器を想定し、これらの反応の組合せのみで色の知覚がなされると考える。

問8 左視野の視覚情報は、右の大脳皮質に到達する。

問9 自動運動とは、暗室で静止した光点をしばらく見ていると、その光点が不規則に動いているように見えやすい現象である。

問10 運動視差は、自動運動の要因である。

問11 運動残効とは、滝の落下をしばらく見つめた後、横の静止している木や岩などに目を移すとそれらが滝の落下と同じ方向に動いているように見えやすくなる現象である。

問12 β運動とは、踏切の警報器の点滅が交互に移動しているように見える現象である。

問13 変化の見落としは、周囲にあるものが動いているために、静止したものが動いて見える現象である。

問14 両眼視差とは、同一対象を見る時、両目が離れた位置にあることによって、左右の網膜像が同じではなく、ずれが生じることである。

問15 両目の外転は、奥行き知覚の要因である。

問16 輻輳は、奥行き知覚における両眼性手がかりである。

問17 運動視差は、奥行き知覚における両眼性手がかりである。

問18 多感覚統合は、実際には存在しないにも関わらず、周囲の刺激位置によって輪郭線が知覚される現象である。

問19 腹話術効果は、視覚と触覚の感覚相互作用により生じる。

問20 ダブル・フラッシュ錯覚は、視覚と聴覚の感覚相互作用により生じる。

問21 McGurk効果は、多感覚統合によって生じる現象である。

問22 言語遮蔽効果は、多感覚統合によって生じる現象である。

問23 サイモン効果は、多感覚統合によって生じる現象である。

問24 カクテル・パーティ効果は、2つの運動する視覚刺激が交差するときに音を呈示すると、衝突し反発するように知覚される現象である。

問25 20cm前方に立てた指を40cmまで伸ばしても、指の長さが同じに見えるのは、知覚の可塑性によるものである。

問26 逆さ眼鏡を着用後しばらくすると、視覚-運動協応が成立するのは、知覚の可塑性によるものである。

問27 演繹的推論は、普遍的な命題から個別の命題を導き出す推論である。

問28 帰納的推論は、一定の手順を経ることによって常に正しい結論を導き出す推論である。

問29 信念やバイアスは推論に影響しない。

問30 Wason,P.C.の4枚カード問題の正答を導き出すのに必要とされる方略は、確証バイアスである。

問31 アルゴリズムは、問題を解決するために正しく適用すれば必ず正解にたどり着く方略である。

問32 ヒューリスティックスは、過去の経験が影響する。

問33 A.R.Damasioは、ポジティブ感情が注意、思考、活動等のレパートリーの拡大や資源の構築に役立つと唱えた。

問34 ポジティブ感情は利己的な行動を促進する。

問35 気分誘導法は、日常場面において自然に生起した感情を扱う。

問36 気分一致効果は、特定の気分が生じていることによって、その気分の有する評価的性質に一致する知覚、判断、記憶などが促進される現象である。

問37 気分一致効果は、ネガティブな気分よりポジティブな気分で顕著に生じる。

問38 気分一致効果は、自伝的記憶で顕著に生じる。

問39 気分一致効果では、刺激の感情価の影響は乏しい。

問40 気分状態依存効果は、ポジティブな感情のときに覚えた出来事はポジティブなときに想起しやすい現象である。

問41 気分状態依存効果により想起される記憶は、フラッシュバルブ記憶と呼ばれる。

問42  感情混入モデルに関して、ポジティブ感情が影響する情報処理方略はヒューリスティック型方略である。

問43 感情混入モデルに関して、ネガティブ感情が影響する情報処理方略は直接アクセス型方略である。

問44 感情発達に関して、恥の感情は1歳半頃から現れる。

問45 感情発達に関して、誇りの感情は2歳半頃から現れる。

問46 感情発達に関して、てれ、羨望、共感は、自己意識的感情とよばれる。

問47 感情発達に関して、自己評価的感情は、シャーデンフロイデの素地となる。

問48 ストレスフルな経験がもたらした心理的な傷つきから立ち直る回復力や心的過程をあらわす概念は、ブルネラビリティである。

問49 コバサによって提唱されたストレッサーに対する頑強なパーソナリティ特徴を表す概念は、レジリエンスである。

問50 首尾一貫感覚とも呼ばれる、健康の保持増進要因の一つと考えられている概念は、コヒアレンス感覚である。