第8回確認テスト

Welcome to your 2023 神戸学院大学 第8回 確認テスト

問1  自らの権利を主張することが困難な者が、本来主張すべき権利を主張することや、その権利を代弁することを、エンパワメントという。

問2  リハビリテーションとは、障害者の全人間的復権を目的とするものである。

問3  児童の育成における第一義的責任は、国が負う。

問4  合計特殊出生率とは、18歳から39歳までの女性の年齢別出生率を合計したものである。

問5  児童虐待に至る保護者側のリスク要因には、保護者自身の被虐待体験が含まれる。

問6  法律上、児童虐待には経済的虐待も含まれる。

問7  子どもを無視したり、拒否的な態度を示すことは、児童虐待におけるネグレクトに該当する。

問8  被虐待児の心理的影響において、偽成熟性とは、大人の顔色を見ながら生活することから、大人の欲求にしたがって先取りした行動をとる傾向を指す。

問9  ポスト・トラウマティック・プレイの特徴の1つとして、単純な防衛機制の不安の低減がないことが挙げられる。

問10  親権者の意思に反して児童の施設入所させる場合、家庭裁判所の承認を得て施設入所の措置ができる。

問11  一時保護所入所児童とその保護者が家庭復帰を希望すれば、家庭に戻さなければならない。

問12  社会的養護における考え方として、発達に課題を持つ子どもの時期は、成人期に向けた準備期間という意味も含まれている。

問13  児童虐待の通報件数を鑑み、児童養護施設はできる限り大規模で社会的な養育環境が必要である。

問14  障害者虐待防止法において、「養護者」の定義の中に障害者を雇用する事業主が含まれる。

問15  65歳以上の障害者への虐待は、障害者虐待防止法の適用が優先される。

問16  医療従事者による高齢者への虐待が生じた場合は、高齢者虐待防止法の対象外である。

問17  エイジズム(ageism)という概念は、E. B. Palmoreによって初めて使われた。

問18  職業において得たものを引退後も継承すること、つまり活動の継続が高齢期の幸福感の維持につながるという考え方は、エイジング・パラドックスにおける連続性理論によるものである。

問19  エイジング・パラドックスに関する理論の中でP. B. Baltesが提唱したものは補償に伴う選択的最適化理論である。

問20  市区町村の職員等を装い、医療費の還付等に必要な手続を装って現金自動預払機(ATM)を操作させて口座間送金により振り込ませる手口による電子計算機使用詐欺を、還付金等詐欺という。

問21  医療におけるアドバンス・ケア・プランニング〈ACP〉に関して、患者の意思は変化する可能性があるため、話し合いは繰り返し行われる。

問22  医療におけるアドバンス・ケア・プランニング〈ACP〉に関して、患者の意思が確認できない場合、担当医療従事者が本人にとって最善の方針を決定する。

問23  若年性認知症に関しては、Alzheimer型認知症が基礎疾患として最多である。

問24  65歳未満の人が認知症と診断された場合、若年性認知症にあたる。

問25  Alzheimer型認知症の初期における認知機能障害の特徴としては、幼少期の思い出が思い出せなくなる。

問26  Alzheimer型認知症の初期における認知機能障害の特徴としては、IADLの障害が認められる。

問27  Lewy小体型認知症は、早期発見し、手術による治療によって症状が改善する可能性のある認知症である。

問28  前頭側頭型認知症の基本的な特徴としては、病識を持てないことが挙げられる。

問29  前頭側頭型認知症の基本的な特徴としては、社会のルールや常識的な規範が分からなくなることが挙げられる。

問30  認知症の鑑別診断には、MRIやCTのほか、血液検査が行われることもある。

問31  若年性認知症支援コーディネーターの実施主体は、厚生労働省である。

問32  Alzheimer型認知症における見当識障害は、BPSDに含まれる。

問33  軽度認知障害〈MCI〉は、基本的な日常生活能力は維持されており、複雑な日常生活機能の障害は軽度にとどまる。

問34 軽度認知障害〈MCI〉は認知症である。

問35  改訂長谷川式簡易知能評価スケール〈HDS-R〉は、合計得点が23点以下の場合認知症を疑う。

問36  改訂長谷川式簡易知能評価スケール〈HDS-R〉において、3問目の場所の見当識を評価する課題では、自発的に回答できない場合0点となる。

問37  精神状態短時間検査-改訂日本版〈MMSE-J〉は、合計得点が23点以下の場合認知症を疑う。

問38  精神状態短時間検査-改訂日本版〈MMSE-J〉は、言語性項目と非言語性項目の9項目から構成される。

問39  Clinical Dementia Rating〈CDR〉では、認知症の重症度を評価することはできない。

問40  N. E. Bank-Mikkelsenは、ノーマライゼーションという概念を「個人の権利や自己実現が尊重され、人が身体的・精神的・社会的に良好な状態でいること」と説明した。

問41  回想法では、認知機能の向上が見込める。

問42  ライフレビューを一般回想法と呼ぶ。

問43  認知リハビリテーションにおいては、記憶障害への訓練として見当識訓練がある。

問44  親子関係再構築支援に関して、親が不適切な養育の責任を謝罪すると子どもの否定的認知が変化する。

問45  親子関係再構築支援に関して、生い立ちの整理と安定した愛着形成は虐待の世代間連鎖を防ぐ保護要因になる。

問46  養育里親に関する委託里親数は10000世帯以上である。

問47  認知症予防とは、認知症にならないことを指す。

問48  社会参加による社会的孤立の解消が認知症予防に資する可能性がある。

問49  母子生活支援施設における母親への支援では、親役割の遂行という視点からのみを支援する。

問50  Lewy小体型認知症の症状としては、常同行動が含まれる。