[大学院・大学編入入試]2021年京都コムニタス夏期講習

6月も中盤を過ぎ、入試に向けてそろそろ本格的に準備を進めていく時期に差しかかって参りました。毎年、当塾では7月~8月にかけて夏期講習を行っており、今年度も同様に開催致します。日程は、7月18日(日)~8月8日(日)です。さまざまな講座をご用意しておりますので、この期間に皆様の苦手分野や未習得分野の勉強を行い、受験日までのレベルアップにご利用していただければと思います。

講座の特徴

・分野や目的別に入試問題を解くことを意識した講義で、入試前のこの時期に一気に学力を伸ばすことができます。
・教室での受講とオンライン(Zoom)での受講のどちらかを選ぶことができますので、遠隔地からでも受講可能です。
・授業の録画を授業後の好きな時間に何度でも見返すことができます(オンデマンド受講)。したがって、日程が合わない場合も受講可能です。
※オンデマンド受講は、9月末ごろまで視聴可能です。

お申し込み・受講方法

教室受講の申込締め切りは7月17日(土)
オンライン受講の申込締め切りは各講座の前日までです。
オンデマンド受講の申込は随時受け付けます。

その他のお申し込み・受講方法についてはサイトご利用方法をご参照ください。

講座詳細

臨床心理士指定大学院入試対策
看護大学編入入試対策
英語対策(分野不問)

臨床心理士指定大学院入試対策

1.論述問題対策講座
授業日時:7/22(木)、7/29(木)、8/5(木)それぞれ13:00-14:30

論述問題は、どの指定大学院の入試問題でも必ずといっていいほど出題されています。それにも関わらず、「論述問題をどうやったら書いたらいいのか分からない」という方も多くいらっしゃると思います。本講義は、どのような論述にも対応できるスキルを身につけてもらえるように、論述問題の解答の作り方を説明します。また、大学院入試まで残り約1ヶ月となったこの時期に、これまで蓄えてきた知識をどの程度試験場面でアウトプット出来るかを試してもらうため、1時間半の講義時間の前半1時間は、講師が用意した論述問題を解答してもらい、残りの時間で解説を行うという形態を取ります。

2.事例問題対策講座
授業日時:7/28(水)13:00-14:30、15:00-16:30、8/4(水)13:00-14:30

事例問題は、出題された事例(不登校、~障害)に対する知識、その事例に適した援助(査定・面接)方法を含め、総合的な解答力が求められます。臨床心理士指定大学院入試を受験される段階では、どのような事例にどのように援助していくのかの実践経験が無い方が多いため、問題に対するイメージを作りにくく、どのように解答したら良いのか分からないという方も多いと思います。本講義では、実際に過去に出題された事例問題の解説、事例問題に対してどのように解答を作成するかについて解説します。

3.基礎心理学講座
授業日時:
<第1部>7/29(木)15:00-16:30、17:00-18:30、8/5(木)15:00-16:30
<第2部>7/29(木)19:00-20:30、8/4(水)15:00-16:30、8/5(木)17:00-18:30

基礎心理学は、ついつい勉強を後回しにしてしまう領域です。キーワードだけ説明できるように勉強しようと参考書を手にとっても、結局キーワード同士の関連などを押さえることも必要になり、思った以上に勉強に時間が取られてしまいます。また、どのキーワードを覚えておく必要があるのか検討をつけることも難しいと思います。基礎心理学領域の出題は、毎年、特定の大学院では、選択式やキーワード説明の問題が出題されています。本講座では、基礎心理学を「知覚・記憶」「学習・言語」「発達」「感情・人格」「社会」の5領域に分割し、講義を進めていきます。

4.心理統計・心理研究法講座
授業日時:7/27(火)、8/3(火)それぞれ13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30

心理系大学院入学試験で失点することが許されない必要最低限の用語の理解を中心に講義を進めます。初学者を対象としていますので、多少の厳密さを犠牲にしている点は了承してください。講義の概ねの内容は以下の通りです。備考として、理解度や進み具合に応じて少し内容を変更することがあります。
○母集団と標本 ○尺度の種類 ○代表値(平均値、中央値、最頻値) ○散布度(標準偏差、分散など) ○図・表 ○相関と連関 ○パラメトリック検定(t検定、分散分析) ○ノンパラメトリック検定(χ2検定、U検定) ○多変量解析(因子分析と回帰分析)

5.発達障害・アセスメント講座
授業日時:7/23(金)、8/1(日)それぞれ13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30

本講座では、発達障害を中心に、そのアセスメントについて取り上げます。現在では、教育・医療・福祉・司法・産業と様々な分野で発達障害が注目されるようになりました。ここ数年では診断基準が改訂され、発達障害に対するアセスメントやアセスメントに基づいた介入が熱心に検討されるようになっています。そのような風潮に伴い、大学院入試においては実践的な知識が求められるようになっています。そういった入試問題に対応できるような専門的な内容を取り扱う予定です。

6.精神疾患講座
授業日時:8/5(木)19:00-20:30、8/8(日)13:00-14:30、15:00-16:30

精神疾患に関する出題は、キーワード、論述、事例と多岐に渡っています。そのため、それに対応する幅広い知識が求められるのですが、「数が多く整理が追いつかない」、「どうしても実際の感じがイメージしにくい」という声がよく聞かれ、得意な領域と不得意な領域が出てきやすい分野かと思います。そこで、本講座では、統合失調症、双極性障害、うつ病、不安症、PTSDをはじめとする精神疾患に特化した講義を行います(発達障害は「発達障害・アセスメント講座」で行います)。臨床事例を通して、それぞれの精神疾患に対するイメージと理解を深めていただき、キーワード問題、論述問題、事例問題に対する解答力を高めていただければと思います。また、精神疾患の知識は、見立てやクライエントを理解していく上で重要ですので、今後の臨床実践の学びにも活かしていただける内容となっています。

7.心理療法講座
授業日時:7/25(日)13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30

心理療法に関する出題は、どの指定大学院でも出題されており、その出題方法も様々です。例えば、「心理療法の種類を3つ挙げ、比較検討しながら説明しなさい」という問題では、少なくとも3つの心理療法とその違いを理解していなければなりません。そのため、本講座では、精神分析、行動療法、認知療法、来談者中心療法、家族療法をはじめとした心理療法に特化した講義を行います。講義を通してそれぞれの心理療法の特徴を押さえていただければと思います。また、心理療法に関する知識は大学院入試のみならず、今後の臨床にも活かしていただける内容となっています。

看護大学編入入試対策

8.看護過去問演習講座
授業日時:7/22(土)17:00-18:30、19:00-20:30、8/5(木)18:00-19:30、20:00-21:30

看護編入の過去問を検討します。内容の詳細については確定次第お知らせいたします。

9.看護展開講座
授業日時:7/24(土)10:00-11:30、12:30-14:00、14:30-16:00

看護大学編入試験や看護大学院編入試験で頻出なのが、対象者にどのような看護を行うかを問う問題です。ひとえに看護というものは答えがなく、考え方は十人十色なのものですが、試験時間という制約の中で、対象者のニーズや出題者の意図といった絶対に見落としてはならない所を把握し、論理的に答えを書かないといけません。本講座では、そんな「答えのない論理展開」に立ち向かうために必要な、〇問題文や設問を読み解く力 〇対象者のアセスメントに必要な情報の取捨選択 〇自分で考えた看護を論理的に書く方法 などを磨き上げ、スピーディーかつ出題者の意図に沿った記述ができるようにする論理展開をマスターするための講座です。実際の入試問題をチョイスして、思考のプロセスを解説していきたいと思います。大学編入試験や大学院入試の一般問題を解くのに苦手意識をお持ちの方に受講をお薦めします。

英語

※英語の講座は13,14を除いて全て分野不問です。

10.速読英語講座
授業日時:7/30(金)13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30、19:00-20:30

英語文献を予習なしで合計6時間講読します。ひたすら読み進む中で、文構造をとって和訳するコツと、長い文を読みきる体力を身に付けていきます。入試で一定以上の長さの文章が問われる方、和訳をするのに慣れていない方に受講をお薦めします。

11.英単語講座(オンラインのみ)
授業日時:7/25(日)、7/31(土)、8/7(土)それぞれ10:00-11:30

授業では英単語を使いこなすための知識や考え方を重点的に解説します。授業とは別に、単語テストを実施します。「英単語を覚えているかどうか不安」「単語は知っているけど、なぜか文を訳せない」という声をよく聞きますが、それはもしかすると英単語との向き合い方を見直す必要があるかもしれません。この講座がそのきっかけになれば幸いです。

12.英文読解講座(オンラインのみ)
授業日時:7/18(日)、7/20(火)それぞれ13:00-14:30、15:00-16:30

英語の長文を読む際の情報の拾い方、捨て方、そして文章を読むとはどういうことなのか(英文に限らず)、主に英文法をベースにしながら解説し、その知識をもとに読む練習をします。一文ずつだと読めるのに、長文になると気が引ける、よく分からなくなる、集中が…など感じている方にお薦めです。特に、入試で内容把握問題(「下線部は何を意味しているか」など)や要約問題が問われる方には、「英語問題演習」と合わせて受講していただくと、対策として有効です。

13.14.英語問題演習(心理・看護)(オンラインのみ)
授業日時:
<心理>8/6(金)13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30
<看護>8/1(日)13:00-14:30、15:00-16:30、17:00-18:30

みなさんが英語の入試問題を解けない、解くのが難しい、解くのに時間がかかる、と思っているとしたら、それには大きく分けて2つの原因があります。「英文が読めていない」と「問題の解き方が分かっていない」の2つです。前者は主に「英文読解講座」の範囲なので、もちろんこの講座でも色々と説明しますが、重視したいのは後者です。「心理」では心理系大学院、「看護」では看護大学編入の実際の過去問をテキストにして、入試問題で、各校の出題者が何を求めているのか、何をポイントにして解けばいいのか、そのために必要な知識が何かを解説し、練習します。

臨床心理士指定大学院入試対策
看護大学編入入試対策
英語対策(分野不問)