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問1 ストレッサーとは、何らかの刺激によって心身に生じるストレス反応のことを指す。
問2 ある刺激をストレスだと感じるとき、認知的プロセスは介入しない。
問3 気分転換に散歩に行くのは、情動焦点型コーピングといえる。
問4 以前うまくいったからと、その後も同じ対処行動を続けることは、コーピングコストが生じているといえる。
問5 心身症とは、身体的症状によって不安や抑うつといった精神症状が生じているものを指す。
問6 タイプA行動パターンとは、真面目、感情抑制的、協調性が高い、といった性格的傾向である。
問7 アレキシサイミアとは、双極性障害の患者によく見られる特徴である。
問8 アレキシサイミアは失感情症と訳され、情緒的体験やその表現に乏しいといった特徴をもつ。
問9 バーンアウト症候群は、対人援助職の人により多く見られるとされる。
問10 感情労働とは、職業の特徴として、感情をうまく表出することが求められる労働のことを指す。
問11 チーム医療においては、公認心理師は医師の指示に従って心理的援助を行う。
問12 チーム医療において、公認心理師は患者との関係性を重視するため、他のスタッフとの情報共有よりも守秘義務を優先する方がよい。
問13 チーム医療であっても、各々の専門的業務に関する問題が生じた時は、責任をもって一人で解決を図る。
問14 チーム医療は、患者のQOLの向上も視野に入れた、包括的な治療・支援システムである。
問15 精神科コンサルテーション・リエゾンでは、身体科の治療よりも精神科の治療が優先される。
問16 精神科コンサルテーション・リエゾンにおける心理的支援では、時間や場所といった心理療法の枠組みを構築することが求められる。
問17 休職した従業者の職場復帰支援は、一次予防である。
問18 生活習慣病とは、食事や運動、ストレス、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進行に深く関与する病気の総称をいう。
問19 メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積があり、かつ血圧、血糖、血清脂質のうち2つ以上が基準値から外れている場合に診断される。
問20 「健康日本21(第2次)」では、特に平均寿命の延伸が中心課題となっている。
問21 「ストレス発散のために、お酒を飲むのはやめられない」という患者の発言は、行動変容ステージモデルの無関心期に該当する。
問22 行動変容ステージモデルの実行期にある患者への支援では、問題行動が病気の発症にどのように影響するのかといった正しい情報を提供し、患者の行動変容への関心を引き出す。
問23 反跳性現象とは、薬物の摂取を中止したことで、以前あった症状が再び生じることである。
問24 依存症の発症には、本人の意志の弱さなどの性格因子との強い相関が指摘されている。
問25 依存症の治療に特化した認知行動療法のプログラムであるリラプス・プリベンションでは、問題行動をいったんやめてみることを目標としている。
問26 動機づけ面接では、患者の認知的歪みを指摘し、飲酒行動を変えるよう患者を説得する。
問28 Lewy小体型認知症とAlzheimer型認知症では、その臨床症状は異なっている。
問29 「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」では、認知症患者ができる限り住み慣れた場所で自分らしく暮らし続けられる社会の実現を目標としている。
問30 認知症初期集中支援チームは、認知症患者の医学的診断を行う目的で、医療専門職によって構成されたチームである。
問31 地域包括支援センターは、地域の高齢者の心身の健康の維持や、生活のために必要な支援を包括的に行うために、各市町村が設置主体となっている機関である。
問32 ひきこもりは10代~20代前半の若者に多く、中高年にはあまり見られない。
問33 ひきこもりは、「統合失調症の症状に基づくひきこもり状態」とは異なる、非精神病性の現象と定義されており、医療的支援の必要性は考慮しなくてもよい。
問34 ひきこもり当事者に訪問支援を行う際、多くの場合、家族を通じて本人の了解を得る。
問35 ひきこもりの家族を支援する際は、家族の不安や苦悩に共感しながら、共同支援者としての協力関係を構築することが望ましい。
問36 ひきこもり当事者は、ソーシャルスキルやコミュニケーションに問題を抱えていることが多いため、個人心理療法よりも集団心理療法の方がより効果的である。
問37 精神保健福祉センターは、精神障害者の保健福祉の増進を図るための支援を行う施設で、各都道府県に設置されている。
問38 地域若者サポートステーションでは、15~49歳までの若者を対象に、就学のための支援を行う。
問39 発達障害支援センターでは、発達障害をもつひきこもり当事者への支援を行う。
問40 ひきこもり支援は、ある1つの機関だけで介入するよりも、複数の機関が連携して行う方がよい。
問41 「自殺対策基本法」では、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、基本理念が定められている。
問42 18歳以下の自殺は、学校の長期休業前に急増する傾向がある。
問43 ゲートキーパーとは、精神科医や精神保健福祉士、公認心理師など、専門家が担う役割である。
問44 2018年には、厚生労働省主導で、民間団体によるSNSを活用した自殺相談が本格的に実施された。
問45 災害直後の72時間は、被災者の安全・安心を確保することを優先すべきである。
問46 心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、外傷的出来事の後、回避症状や過覚醒、侵入症状といった症状が1ヶ月以上持続する場合に診断される。
問47 サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)は、「苦しんでいる人、助けが必要かもしれない人に行う、心理的・専門的な対応」と定義される。
問48 被災者の心理的ケアのためには、その体験を詳細に感情的に話してもらうことが有効である。
問49 自傷他害の恐れのある人に対しては、安易にPFAを提供しない方がよい。
問50 PFAには、支援者自身のストレス対処についても言及されている。